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北九州港の歴史

北九州港(門司港)の開港に至る経緯

 日本の港は江戸時代の鎖国を経て、幕末のペリー来訪、そして1858年の日米修好通商条約の調印により、翌1859年に横浜港、長崎港、函館港、1867年に神戸港、1868年に新潟港、大阪港が開港しました。
 明治初年のわが国での開港は上記6港に限られていましたが、明治政府の富国強兵政策による国内経済の発展に伴って、外国貿易も次第に隆盛となり、これら6港だけの開港では、対外貿易上、不都合が生じるようになってきました。
 このため政府は明治22年に、当時の主要輸出品目である「米・麦・麦粉・石炭・硫黄」の5品目に限っての輸出を認める「特別輸出港」の制度を創設し、北九州港(門司港)が指定を受けたものです。

北九州港(門司港)の特別輸出港指定

北九州港歴史年表

明治初期
▼ 塩田が広がる寒村であった門司。関門海峡鳥瞰図 <門司図書館蔵>
1889年(明治22年11月)
▼ 門司港が国の特別輸出港に指定される。
▼ 門司長崎税関出張所の設置。
塩田地帯 <出典:門司市勢要覧>
1891年(明治24年)
▼ 九州鉄道本社の設置(博多から門司に移転)。
▼ 築港前の門司の風景。中央に「九州鉄道本社(現:九州鉄道記念館)」、その上に塩田が見える。
九州鉄道本社 <出典:写真集門司>
1904年(明治37年4月)
▼ 若松港が国の特別輸出入港に指定される。若松港特別輸出入港に指定 <わかちく史料館蔵>
1909年(明治42年11月)
▼ 門司税関独立。明治45年建設の門司税関 <門司区役所蔵>
1914年(大正3年)
▼ 九州の陸の玄関「門司駅(現門司港駅)」新築落成(2月)。
▼ 塩田から一変した門司港の全景。
大正4年の門司港全景 <出典:門司市勢要覧>門司駅(現門司港駅) <文書館蔵>
1919年(大正8年)
▼ 門司港修築工事の起工。(4月)
▼ 台湾・高雄航路開設。
門司港修築工事の起工 <出典:写真集門司>
1921年(大正10年)
▼ 日本郵船の欧州航路「箱根丸」初寄航。これを機に欧州航路、上海航路が開設。
1931年(昭和6年)
▼ 門司港修築工事の竣工。(3月)
▼ 西海岸地区に外国貿易岸壁完成(門司1~7号)。
大連港路「うらる丸」を先頭に連なる大型船 出典:写真集門司西海岸地区に外国貿易岸壁完成 <門司区役所蔵>
1932年(昭和7年11月)
▼ 大連航路定期船の繋留開始。
多くの見送り客で賑わう大連航路待合室(1号上屋)前。
多くの見送り客で賑わう大連航路待合室(1号上屋) <文書館蔵>多くの見送り客で賑わう大連航路待合室(1号上屋) <出典:写真集門司>
1964年(昭和39年4月)
▼ 門司港、小倉港、洞海港の統合による、「北九州港」の発足。
1971年(昭和46年6月)
▼ 西日本初となるコンテナターミナル「田野浦コンテナターミナル」供用開始。西日本初となるコンテナターミナル「田野浦コンテナターミナル」 <出典:北九州の港史>
1973年(昭和48年12月)
▼ 北九州港港湾貨物取扱高「1億トン」突破、開港以来の最高記録。
1974年(昭和49年4月)
▼ 北九州市港湾局発足。
1979年(昭和54年11月)
▼ 「太刀浦コンテナターミナル」一部供用開始(翌年から全面供用)。
1984年(昭和59年7月)
▼ アメリカ「タコマ港」と姉妹港提携。アメリカ「タコマ港」と姉妹港提携
1985年(昭和60年5月)
▼ 中国「大連港」と友好港提携。
1991年(平成3年7月)
▼ タイ王国「レムチャバン港」と姉妹港提携。タイ王国「レムチャバン港」と姉妹港提携
1995年(平成7年3月)
▼ 門司港の歴史的建造物を生かした都市型観光拠点「門司港レトロ」グランドオープン。「門司港レトロ」グランドオープン
2005年(平成17年4月)
▼ 大水深港「ひびきコンテナターミナル」供用開始。ひびきコンテナターミナル
2006年(平成18年3月)
▼ 北九州空港開港。北九州空港開港
2009年(平成21年11月)
▼ 北九州港開港120周年。記念式典開催。

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